さて、事の発端は今年になってから制作したスピーカーのエージングであった。このスピーカーは塩ビ管とファンネルダクトを組み合わせたもので予想の他高機能である。口径8㎝のTBフルレンジSPを搭載し容積は正確には測っていないが4.5㍑くらいのものである。定位感もよく低域から広域まで音を再現してくれている。BachのパッサカリアとフーガBWV582のオルガンの音も何とか再生できている。判官贔屓ではあるが30㎝のウーファーを搭載した3wayのスピーカーと比べてもさほど遜色はない。少し管の癖はあるものの昨年作成した同じ構造を持った木製のエンクロージャーとも比肩するものだと感じている。
まだまだ改良の余地はあるがその前にエージングの時間を取りたいと思った。 BGMの感覚で軽く聞き流せるものをと思いTelemannのCDセット
さて、購入はエージング目的であったのだが、CDプレーヤーの調子がよろしくないことが判明した。音が飛んでしまい同じところを繰り返し演奏してしまう不具合が生じた。簡単なメンテはやってきたが、ピックアップの調整等は私のようなアマチュアには無理だと思っていて、この慣れ親しんだ機械ともこれでお別れかと思ってしまった。意を決しダメ元で蓋を外し先ずは今までクリーナーで清掃していたレンズをアルコールで拭いてみた。乾式でクリーニングしている分には問題がないが、湿式でするとどうしても汚れが付着してしまうと聞いたことがある。この際徹底的にレンズの汚れを取ることにした。ところが音を出して
極小の記録媒体に音楽を保存しそれを持ち歩く時代ではあるがヘッドフォーンやイアフォーンで音楽を聴く気にはなれない。ゆったりとした気分で体全体で音楽に聴き浸りたいと思っている。古いオーディオ装置で部屋の空間は圧迫されているがまだまだ十分使用に耐えるものはなるべく修理し大事に使っていきたいと思う。生き返ったCDプレーヤーにはまた愛着が増してきたように思う。
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