2012年3月21日水曜日

春の仕事

今日はトウモロコシを植え付ける予定の畝に堆肥を運んだ。毎年2㌧車で3台分の牛糞を畑の入り口に積み上げてもらっているが、今年は堆肥の集積場の奥に小屋を建てる予定をしている。入り口付近を片づける必要に迫られ昨年からつんであった堆肥を鋤き込む事にした。それでも余りがあったので里芋予定地にも鋤き込んだ。

 トウモロコシは家で苗を育てているがまだまだ時間に余裕があるが、里芋は一気に今日、畝を作り上げた。牛糞運びも逐一スコップで一輪車に積み込み人力で運ぶので重労働である。疲労の事を考えるとこのあたりでストップしておくといいのだが時間があるとついオーバーワークになってしまう。畝はひととおり耕耘機で立てるのだがどうしても最後の仕上げは鍬で整えてしまっている。ひと鍬ですくい上げる土の質量は知れているが、全体となるとかなりの量である。腕と腰に負担がかかることはわかっていたが、やってしまったのである。去年は中耕や追肥、芽かきと手間をかけて栽培したが、今年はマルチを被せて作業量を減らそうと考えている。それと、この場所は過去にマムシが出没した場所なので夏場に雑草が蔓延るのを出来
るだけ避けたいと思ったからである。
 先週、小松菜等の種を蒔いて不織布でカバーしておいたのだがお彼岸を過ぎると発芽も早まるとつくづく感心した。人参やほうれん草は芽吹きもないがアブラナ科の植物は育てやすいものだと思った。

 昼弁当を食べながら(海苔弁、卵焼き、漬け物、干物といったシンプルなメニューだが何よりのご馳走で身もだえするくらい美味いのである。)ふとB君のことを思いだした。そういえば彼からは以前、味噌汁の具のオファーがあったのだがなかなか差し上げる機会が無いままになっていた。ネギと大根と小松菜とブロッコリー(頂蕾は収穫も済んでいるので脇蕾)を収穫した。朝餉は彼の担当という話だったので適当な量を差し上げることにした。

 朝、家を出たときは堆肥運びだけと思っていたのだが予定の倍以上の仕事になってしまった。野良に出るとこの季節、次から次へと仕事がでてくるものだ。





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