2012年1月9日月曜日

気のおけない仲間

昨日は恩師をお迎えして「あの当時の三期会」という懐かしい仲間の集いがあった。私も卒業以来恩師にはお会いしていなかったし、集まった仲間も卒業してから会っていなかった者もいた。県をまたいで遠くで仕事をしていることもあり何かの機会がなければ滅多に会うチャンスもなかった。今回は(Y君,S君そして一期下のFさん)のお世話で楽しい場を作っていただいた。
 私たちの期はそれぞれ10名前後のクラスだったので当時からお互いに何でも語り合い、下宿では何かと理由を付け酒盛りを楽しんだ。みんなお金もなく、いつもピーピーしていたが友に何かがあった場合は互いに強く支え合っていた。時は流れたが若かったあのころのエピソード(今では時効)の話に花が咲いた。
 昨年は「絆」という言葉が流行ったが、私たちもお互いを常に気にかけ合い続ける仲間だと感じている。多感な時代、互いの思いを素直にぶつけ合ったのは幸せなことであった。
 恩師と少し話をしたが、その中で「自分から求めて生きて行かねばなりません。」という言葉をいただいた。今日はこの言葉を深くかみしめることが出来た。師には卒論等はもとより私的にも大変ご心配をかけたし深くお世話になった。
 三時間という間はあっという間に過ぎ去ってしまった。Sはどうしても掛川市まで帰らねばならないし、HもKもFもJもKもそれぞれ帰ることになったが互いに名残が尽きず津の駅前の居酒屋でリミットまで酒を飲むことになった。私もここしばらく慎んできたが久しぶりに美味い酒に酔いしれた。
 次回は何があっても二年後に会おうと固く約束を交わし帰路についた。
 あのころの仲間一人一人が私にとってかけがえのない素敵な友であることは確かだが、人に会うことや繋がることの素晴らしさを全身で感じている。、今私はその余韻に浸っている。

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