2012年1月10日火曜日

木の剪定

今日は冬季としては穏やかな一日であった。畑の近所に不幸があったのでお悔やみに行き午後から木の剪定を行った。
 放置してあった柿の木を思い切って切りつめた。子どもの頃から生えてきたもの(恐らく実生苗)でなかなか実を付けなかったが数年前から実を付け始めてきた。かなりの大木になってしまっていて収穫もままならない状態であった。今回低く木を作り直すことにした。
 畑の北側にはかつて民家があり農地もあったのだが今では雑木林になってしまっている。木は少しでも隙間があると日の光を求め上空を覆い尽くすようになってくる。梅の木に被さっている枝をはらい、隣の畑の境に植えてある槇の木も短くした。この梅の木も母が植えたものであるが数年来手入れをしないでいる。梅干しや梅酒を一度漬け込むと私の場合数年は持つのでどうしても生産過剰になってきている。昨年漬け込んだ梅は大変好評だったので梅の木の周りの環境を整えることにした。
 野菜の自給自足には十分広さがあるので近年キウイ、プラム、枇杷、栗、桃、梨そして柑橘類を植えているが、気を付けていないとすぐに大木になってしまい手に負えなくなってしまう。それどころか肝心の畑に日陰を作ってしまいかねない。昨年沢山実を付けた柿と栗の木を思い切って強く剪定した。栗の木はもう少し切りつめたいところであるが、のこぎり一本で梯子をかけて挑みかけていたので今日はここまでにした。
 普段使わない筋肉を酷使したので明日が心配だ。

 私の畑の周囲にはかつて民家があったり丹誠込めて耕されていた畑があったが、世代が変わったため町に出ていったりして耕作が行われなくなっている。しばらくは荒れ地の状態だったが20年近くなると雑木林の森になってしまっている。イノシシの格好の住処になっていたり日光を遮ったりしてきている。肥沃で土質の良い畑なのに残念である。これらの雑木林が再び農地によみがえることは無いだろうと思う。

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