2011年4月12日火曜日
トンボマグロ
親戚からトンボマグロを頂いた。 10㎏を遙かにオーパーしていた。マグロとしては大きくはないが、一般の家庭で調理するにはなかなか のサイズである。普段使っている出刃包丁では刃が立たないので秘蔵の大きな出刃を用意した。これは母から譲り受けたもので流石に切れ味は鋭い。骨も難なく断ち切れた。 新鮮さは保障付きで、朝から熊野灘の黒潮を泳いでいたものである。この地ではケンケン釣りという漁法で一本ずつ釣り上げたものである。ケンケン釣りとは一種の擬似で志摩ではカツオやシイラも同じ方法で釣り上げる。私も以前何度か釣行させてもらったことがあるが、志摩半島が視界から見えなくなる黒潮の本流あたりまで出かけるものである。幸い船酔いはしない体質なので豪快な釣りを楽しんだ。 カツオはコリコリとしていて魚屋やスーパーで購入するものとは似て非なるものである。シイラは普通は生では食べないがこのようにして釣り上げたものは刺身が美味い。 このマグロは先ずは刺身で頂いた。まるまる一匹なので食べきれるものではない。翌日は「手こね寿司」にしたりお裾分けで差し上げたり、海の恵みを堪能させていただいた。
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