2010年4月18日日曜日

土日は菜園で

 春たけなわであるはずなのに今年は寒波が日本列島に進入してきている。先週は寒さと強風に見舞われた一週間であった。それでも、この土日は晴天に恵まれた。一気にこの二日間で温めていた畑プロジェクトを実行した。


 つくね芋、伊勢芋、とっくり芋など山芋の仲間を植え付けた。若葉の季節になると昨年から保存していた芋が芽吹きだし植え付けを催促してくる。手入れの手間と除草と地温のことを考えマルチ栽培をすることにした。これらの芋たちは人に差し上げても喜ばれるので数年来続けて栽培しているが、今までつくね芋だけだったのに伊勢芋等を加えた。入梅の頃に棚を設置し後は太陽と自然の降水に任せて収穫まで待つだけである。


 温めていたこととは、芋の植え付けだけではない。トウモロコシ、ピーナッツ、里芋、生姜、黒豆、枝豆を植え付け、畑の周囲にアニマルフェンスの張り替え強化と除草を実施した。


 5月の連休にスイカ等の苗やサツマイモの植え付けのための圃場を整えた。


 今、異常な寒さの影響で野菜が高騰しているが、スナップエンドウや小松菜、葉大根、ほうれん草の間引きが出来るようになった。取れたてのスナップエンドウの甘さは何とも言えないくらい美味い。


 春は芽吹きや若葉の美しさも楽しめるが、実のなる木々の花も楽しむことが出来る。プラムの花は終わり3ミリくらいの小さな実をつけ始めたし、ブルベリーは幼木ながら花をつけている。
 「志摩ギターを楽しむ会」のコンサートの案内をO女史に差し上げたところ先日電話を頂いた。久しくお会いしていないのだがご来館いただけそうである。この畑には女史から頂いたアイリスが植えられている。毎年華やかな色合いを楽しませていただいているが昨秋植え替えと更新を済ませた。まだまだ蕾は見つけられないが今年も楽しみにしている。
 津市のDr.I氏もブログを拝見しているとバッハのブレリュード以外にも曲を用意していただいているようである。

2010年4月14日水曜日

Dr.I氏からのメール

 「志摩ギターを楽しむ会」第7回コンサートの出演者のことで、いつも気にかけてくださっている津市在住のDr.I氏から5月8日(土)は今のところ何も予定が入ってなく、行けそうだ。というメールを頂いた。
 プロクラムでは中間の休憩の後演奏していただくことになる。バッハのプレリュード等を披露していただけそうだ。氏は多弦ギターを所有しており第五回のコンサートでもトークと演奏を楽しませていただいた。氏との交流も学生時代からなのでかれこれ○○年になるが、何といっても後輩の面倒見のいい方である。本業、多忙を極める中遠路志摩の地まで来ていただき恐縮している。あのころ下宿で沢山のギター曲を弾いていただいたことや素晴らしいテクニックと音色の美しさが私たち後輩の耳に刻まれている。
 氏はもともと関西出身でニックネームもボンボンとつけられ慕われていたキャラクターである。大阪のおみやげに食べさせていただいたシュークリームの味が忘れられない。
 バッハのプレリュードは多分BWV999だと思う。短い曲ではあるがギター部の定期演奏会で弾かせていただいた懐かしい曲である。I氏はそのことも配慮してくださったかと思うと感慨深くメールを拝読した。多分と書いたのはI氏はチェロ組曲第一番のプレリュードもよく弾いていたからである。
 急患が出ないことを祈っている。

植え付け準備

 ブログには書いていなかったがお彼岸を過ぎた頃から種を蒔いたり、春から夏にかけて栽培する畑の準備をしてきた。写真は牛糞の山である。畑からそう遠く離れていないところに牧場がある。今年は牛糞をいただき畑に鋤き込むことにした。2トン車で二台分あるがこれを一輪車で運びミニ耕耘機で殆ど鋤き込んだ。それほど楽な作業ではないが、美味い野菜作りには欠くことが出来ないと思っている。昔は家畜の糞と言えば臭いも強烈であったが今は飼育の環境も変わってきたのであろうと思うが不快な臭いは全くしない。未熟なものは若干アンモニア臭を感じるが気になるようなことはない。雨に晒して脱塩すれば最高の有機肥料に変わる。

 4月のはじめに枇杷の袋かけをした。去年よりも実が沢山付いた分作業にも時間を要した。昔、ご近所から頂いた枇杷は実も小さくバラツキがあったが袋をかけて栽培すればスーパーで売っているものと遜色のない物が収穫出来る。


 タマネギも今年は調子がいい。早生の紫タマネギと保存性の良いものを植え付けマルチで栽培した。今までは植えたら後は放置していたが今年は追肥を適宜行った。収穫が近づいた。

 5月末の収穫が楽しみなジャガイモである。毎年暮れの頃に植え付けをしているが、今回は黒マルチ栽培をやめてみた。確かにマルチで栽培すると肥料も少なくて済むし地温も上がり更に雑草も抑えられて良いことずくめなのだが、成長にあわせて土を寄せ追肥をしていく昔からの方法をとってみた。少し葉の茂り方が遅いような気がするがこれからどんどん気温が上がれば問題はないと思う。マルチ栽培とどちらが良いのか結果を待つことにした。
にんじん、ほうれん草、小松菜、葉大根と、私の畑では定番の作物である。ずうっとこれらの野菜は秋に種を蒔いて寒いときに収穫していたのだが最近は春に蒔いても良いものが出回ってきた。多分栄養的には本来の旬のものに比べて問題はあると思うが比較的短期間で収穫できる野菜としては春蒔きもいいと思っている。これは3月の初旬に露地に直接蒔いたものである。

  私の畑ではマメ科の作物をよく栽培している。落花生、空豆、エンドウ、インゲン、黒豆、枝豆であるが連作障害をどうするかが課題である。一応記録はしているもののうっかり忘れてしまっていることがある。今年は実エンドウの植え付け場所を間違えた。案の定、育ちが芳しくない。写真の空豆は順調で先週土寄せと先端の部分の摘み取りを行った。
 これらの作業のほかに私が一番こだわっている芋類(サツマイモ・里芋・山芋等)の植え付けが目前に迫ってきている。この前の土日までに苦土石灰を撒いたり、堆肥を鋤き込んだり、畝づくりを済ませてきた。特に山芋については今年は従来のつくね芋(強い粘り)に加え、伊勢芋(最強の粘り)を始め数種類のものを実験的に植えることにした。
 このリポートは次回に





2010年4月11日日曜日

第7回「志摩ギターを楽しむ会」

 「志摩ギターを楽しむ会」第7回コンサートの案内を発送しました。
 日 時 2010年5月8日(土)
      開場18時30分 開演19時00分
 会 場 阿児アリーナ ミーティングルーム
 
 メインゲストの広垣さんの左手トラブルのため未だプログラムの最終決定はしていませんが今回も十分内容的に期待の持てる物になったと思っています。
 第一部は小林恵子さんのソロでタレガの前奏曲第11番、カタルーニャ民謡「聖母の御子」他を披露していただきます。私、以前から彼女のことは存じ上げていましたがいつも気さくに演奏を聴かせていただき選曲にもとても斬新さを毎回感じています。本会にとっては地元の方というだけでなく、欠くことの出来ない演奏者の一人であると言えます。稲葉征二氏の名器を携えての演奏です。ご期待下さい。
 第二部は明和町の吉川伸幸さんの演奏です。今回はサンスのスペイン組曲を弾いてくださいます。巨匠故イエベス氏の伊勢市観光文化会館での名演が思い出されます。吉川氏もお仕事多忙な中いつも私たちの会のために演奏を聴かせてくれています。氏は私のギタークラブの後輩に当たるのですが年齢的に接点がありませんでした。広垣氏のご縁で吉川氏と知り合えることになりました。この会のおかげだとおもっています。
 第三部は広垣氏のソロですが、腱鞘炎の具合でプログラムは流動的です。

 休憩をはさみ、都合がつけばDr.井本氏のソロとトークがあります。11弦ギターでどのような曲を奏でられるか楽しみです。担当されている患者さんのことがありますので場合によっては志摩に来ていただけない可能性もあります。
 最後は広垣&吉川の両氏によるモーツァルト「魔笛の主題による変奏曲」です。これは広垣氏のオリジナルになります。聞くところによると志摩の会が初演になるらしいということで、これも楽しみの一つです。

 プログラムがひととおり出そろいました。後は5月8日を待つだけとなりましたが、毎回どれだけの会員の方に参加していただけるかドキドキしています。最低でも30人は確保したいところですが、毎回来ていただいている仲間にどれだけプラスアルファがあるかどうがですね。というのも、毎回、会場使用量と、案内状の切手代、そして演奏者の交通費を差し引くとギリギリの運営だからです。
 私個人の願いとしては、演奏者への謝礼を工面できるようになりたいことと、将来プロの演奏家を招聘してみたいことなのです。50人くらいの会員組織になれば可能かも知れませんね。