先日小屋の中でPC相手に調べごとをしていたらドアを叩く音がした。開けてみたら菜園の近所に住んでいる子どもが入ってきた。この子は夏の盆踊りの時に知り合いになった経緯があったがまさか小屋にやってくるとは思っていなかった。一歳になる弟を連れてきたが畑の小屋は幼児が遊び回っても良いようには出来ていない。あちこちに農具が雑然と置かれているし燃油や子どもが誤って口に入れたら大変なことになるようなものもある。
いつも作物や害虫を相手にしているので小さい子どもがやってくるのは大歓迎だが目が離せない。戸棚にあったお菓子を出してプチおもてなしをした。話を聞いてみるとインフルエンザで学校は休みになっているらしい。小一時間程度ならPCの作業をしながら相手をしても良いかと思っていたが甘かった。思いの外彼らは好奇心が強く私の集中力が続かなくなってしまった。一歳の子どもはフローリングに置いてある懐中電灯やタバコそしてライター等の小物をいちいち拾って私に渡そうとしてくるのだ。姉の子は流石に小学生、細かなことまで質問攻め。最近の子どもたちは物怖じせずに大人に関わろうとしてくる。私も暇とは言え農作業もしなければならず今日の所はこれから買い物に行かねばならないと言ってお引き取り願った。
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訪問者達 |
それにしても気にかかるのは毎年ニュースの紙面に載る不審者情報だ。物怖じせずに誰にでも話しかけたりするコミュニケーションのワザは私の幼年時代とは比較にならないほどだ。それは良いことなのかも知れないが危機管理のスキルはこのような田舎であっても身につけて置いた方が良いと思うのだが・・・。