2009年5月26日火曜日

老犬危うし!

 この犬が我が家に来てから12年になる。普通この犬種は寿命も短いと聞く。ある家では10年生きなかったとも聞く。
  どうも10日くらい前から体調が思わしくなく、下痢をしたり食べ物を吐いてしまう症状が続いた。衰弱も気になるので隣の市の獣医を訪ねた。老犬であることと胃に腫瘍でも出来ているのではないかと言われた。点滴をしてもらい一旦は帰宅した。しかし症状は一向に回復せず元気も見る見るうちに失せた。
 再度獣医に診てもらった結果手術をすることになった。お腹を切って胃を診てもらったが腫瘍はなかった。腸に問題があるのではないかと言うことであった。老いた上にお腹まで切られ哀れであった。結局体力を消耗しただけで症状は更に悪化してしまった。顔を上げたり尻尾を振ったりすることもなくなってしまった。5日の入院と手術費を合わせて7万円払うことになった。人間なら怒ることでしょうね。
 市内の別の獣医を訪ねることにした。早速下痢止めと吐き気を止める薬を処方してもらった。2日経過したが苦しそうな表情は見られなくなった。食べたいという意思表示はするがまだまだ吐きそうなので食事の量はほんの少しである。もともと食欲旺盛な犬だったので気にはなる。回復したら食べられるようにと鶏肉や牛肉を買ってきてはいるが・・・
 人の医者選びと同じように、犬だってセカンドオピニオンを求めることも大事なようである。
 今は、毎晩リビングで人間と同じ暮らしをしている。12年もいれば家族も同然であるが年齢からしていつお迎えが来るかも知れない。出来ることはしてあげたい。
 

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