輸血が原因でC型肝炎を併発し長らく病と闘ってきた友の訃報が突然入ってきた。父母の代から親しくお付き合いさせていただいていたし、私も高校が一緒だったため互いの家を行き来していた間柄だった。
進路はそれぞれ別だったが同じ志摩で暮らすようになった。互いに家庭を持ち仕事や暮らしぶりに気を配り合う仲だった。
この秋には画期的な飲み薬が出ると言うことで快癒を待ち望んでいた矢先の出来事だった。お中元の御礼の電話をした頃には彼の肝臓が長年の疲労によってかなり悪い状態で所々に腫瘍も出来ていたと言うことだったが、私は回復を間違いないものと信じていた。まさか彼に限って病魔に屈することはないと信じていた矢先の出来事だった。
この悲しみは筆舌に書き尽くすことが出来ない。自分の親を亡くしたときと同じような例えようのない寂しさと悲しさに包まれている。冥福を祈りたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿