今年は家の外壁塗装工事が入っており野菜の種蒔きが遅れてしまった。この地方ではお彼岸までに秋・冬野菜の種を蒔くことが慣例であるが全てがリミットぎりぎりか10月にずれ込んでしまった。それでも苗を食い荒らす害虫が猛威を奮う時期から少しずれたような気もしている。
白菜と大根は若干虫に食べられてはいるが勢いを感じるくらい生育している。今月末には収穫できそうだ。
タマネギ、ニンニク、葱、ワケギは収穫時期から逆算して何とか間に合わせることが出来た。葱は春に種を蒔いた物が今では収穫出来るように育っているしワケギは夏眠していたものを9月初旬に植え付けた。タマネギも種から育てていたのだが、工事現場の足場の位置にセルトレイを置いてしまったため世話が出来ず今年は購入することになった。右の画像のとおりである。大根は時間差で蒔いた物が元気に育っている。ここは10月まで落花生を植えていたところなので窒素肥料には恵まれている。
そろそろ芋類(サツマイモ、里芋、山芋)を掘らねばならなくなってきた。サツマイモは紅小町や鳴戸金時殆ど掘ったのだが加工用の隼人芋が残っている。昨今は「きんこ芋」として地元のブランドになりつつあるが私たちは「にっきんちょ」という愛称で子どもの頃から親しんできた。完全に茹でて干すわけだが、完全に乾ききらないものを食べるのがたまらない。里芋は先週NHKの料理番組をみて無性に食べたくなってきた。ねっとりとした食味は地産に限るように思う。山芋(ツクネイモ)はここ数年来栽培を続けているが長いもよりも粘りが強くこの地方の風土にも合っていて殆ど世話をせずともそこそこの収穫が楽しめる。今年は台風のため支柱が倒れてしまい起こすのも面倒だったのでそのままになっているが先週試しに掘ってみたら大きく育っていた。別に育てていた伊勢いも(粘りが最強で和菓子には欠かせない。)は葉が枯れるのが早かったがツクネイモはまだまだ緑の葉を付けている。
支柱を立てて海苔網を張り、そこに蔓を這わせていたのですがペシャンコになっています。支柱を立てずに地這えの状態で栽培している人もいるのでそのまま放置しておいた。3列の畝は全く見えなくなってしまっている。来年は支柱にもっと頑丈な杭を使わねば。
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