2009年11月8日日曜日

第6回コンサート ブラボー!!

 昨晩「志摩ギターを楽しむ会」第6回コンサートを無事に終えることが出来ました。新規に7名の方々の参会もあり人のつながりの輪が広がって行きつつあることを感じました。
 今回はDr.井本さんが御義母さんの体調のこともあり不参加と言うことで楽しみが一つ消えてしまったわけですが、小林さん・広垣さん・吉川さんのプレイヤーをお招きし素晴らしい演奏に酔いしれました。
 小林さんは「グリーンスリーヴズ」や「魔笛の主題による変奏曲」等を披露してくれました。難曲を端正なテクニックで、特に魔笛の後半には確かな技術に裏付けられた演奏でした。
 今年はタルレガ没後100年と言うことで吉川さんは「ラグリマ」「アルハンブラ宮殿の思い出」を聴かせてくれました。この曲をどこかで演奏していただかないと足を運んでくださった参会者が納得しないと言うような名曲中の名曲ですね。6回目の例会になりますがそれぞれのゲストが「アルハンブラ・・・」を演奏してくださったことになります。みなさんそれぞれ曲の解釈や楽器の特色が異なり、また弾弦の個性もありで楽しむことができました。
 圧巻は広垣さんの演奏によるバッハの「シャコンヌ」でした。若い頃から弾いていたとはいえこの曲の難解さは書き尽くせません。所有されている楽器とのマッチングも私には納得できました。大変力強く迫力のある演奏でしたが広垣さんの楽器は芯が太くどこまでも演奏家に応えてくれているのだという感想を持ちました。
 最後は広垣・吉川さんによる二重奏で締めくくっていただきました。今回のコンサートは内容的にも充実しており聴き応えのあるものでした。帰りがけに何人かの人に感想を伺いましたが、皆さん納得されて帰られたようです。
 今回はいつも受付をお願いしているR.H女史がお家の都合で来れなかったのですが、大王町のY.Fさんにご無理をお願いしたところ快諾していただきました。また、一緒に聴きに来てくださっていた御子たちも会場設営のお手伝いなどしていただきました。
 余談になりますが、「伊勢新聞社」の取材も受けていますので月曜日の朝刊には載せていただけるかも知れません。

2009年11月4日水曜日

今終末に

 第6回志摩ギターを楽しむ会のコンサートが今週末に迫ってまいりました。インフルエンザ警報の下、心配ですがたくさんの会員の参会を期すところです。
 昨日Dr.井本からメールをいただきました。彼の義母様のことはブログで承知していましたが演奏会の出席を迷っておられるとのことでした。今回はBachのプレリュードと言うことで話は伺っています。無伴奏チェロ組曲1番のものだと思いますが私たちが学生の頃Drは何度も聞かせてくれました。今回は変則的なチューニング(3弦をF♯)で恐らくリュートのものを意識されたものだと拝察しますが・・・また、1弦は釣り糸(東レの銀輪)を使用されるとのことでした。演奏もさることながら多弦ギターでの音色もとても興味を持たせていただいていましたが、諸般の事情で今回のパフォーマンスは見送りになるかも知れません。でも完全に不可能と決まったわけではないので望みをつなぐことにします。