2012年6月1日金曜日

畝を立て、マルチを張る。

毎年一定量の甘藷を栽培し続けている。近年、様々な美味しい品種が園芸店に出ているが味がいいと記されていても表示通りの物が収穫できるとは限らないと思っている。知り合いはベニアズマが自分の畑に一番合っていると言い私に同意を求めてきたことがあったが、前年この品種を栽培したがバカでかく生長し粉っぽく甘みも乗らなかった。つまり関東系のこの品種は私の畑には合っていなかったようなのだ。当時近所の方のアドバイスで同じ関東系の紅小町をメインに栽培していた。最近は関西系の鳴戸金時を主に栽培している。園芸店で売っている苗も結構値高く近年は買っていない。時期的に早く店頭に並ぶのでゴールデンウイーク前には芋植が出来るのだが、降雨が必ずしも期待できないので灌水のことを気にかけなくてはならない弱点がある。自然のサイクルに合わせ、梅雨に甘藷を植えた方が理にかなっていると思う。昨年、晩秋に収穫した芋を発泡スチロールの箱に籾殻と一緒に保存し、3月にビニルを覆い種芋を植えたが、そろそろ苗ができはじめてきた。鳴戸金時と干し芋用の隼人芋の二種類の苗を栽培している。梅雨からの天然の水が期待できることと苗を取ってから間髪を入れずに植え付けられ活着が確実であるという利点がある。甘藷は畝に差し込めば良いとよく言われているが園芸店で何日も売り場におかれた苗について私は灌水の必要性を記しておきたい。50本、100本単位で売られているが時には活着率が疑問に感じられることがある。
 未だ芋植はしないが、その前に畝作りを済ませておかねばならない。今年はJAの商品券を頂いたので春先にカリの肥料を物色していたところ甘藷専用の肥料を紹介してもらった。これまで有機肥料を鋤き込んだりしていたがコガネムシの幼虫などが発生し、食害に会ってしまい失敗したことがあった。今はカリ肥料を主体とし畝全体を黒マルチでカバーする方法を取っている。地温が上がることと何よりも除草の手間が省ける。とはいうものの畝作りとマルチ張りは時間と体力がいる。畑を耕し肥料を散布し耕耘機で畝を立てるのだが、私は最後の仕上げはやはり鍬で行っている。機械だけで立ててもも良いのだがこだわりというかせっかくの畝なので美的な物の方が良いかなと思っている。今回、雨水が畝と畝の間に溜まらないように比較的短い畝を9列作った。ついでに黒豆の畝も立てておいた。これはよく似た管理方法で出来るので、早い話同じ物を作っただけだ。黒豆はこの地では伊雑宮の祭礼「御田」(6/24)頃に種を蒔くと良いと言われているので、毎年従っている。全部で12列の畝を立てた訳だが作業が終わる頃には流石にへとへとになっていた。

 これ以外にも鬱蒼と茂り畑に覆い被さってきている木を剪定したり、キュウリやインゲン豆が連続して収穫できるように第二段の種蒔きをしたりしていたから疲れを感じてしまったのだろう。

2012年5月31日木曜日

練習日と玉葱の保存

今日は先週に続けて鳥羽市の大明西公民館に出向いた。広垣氏、あれからいろいろと当日のシナリオについて腐心されたようだ。私、先週は子どもが興味を持って聴いてくれたりギターを触ってみたくなるにはどうすればいいのだろうかという問題を提示した。このあたりなかなか大人のコンサートとは違った難しさがある。演奏の方は上々のできあがりで今日も特等席で聴かせていただいた。

 話変わって、ポスト・ハーベストなんて書くと大袈裟だが収穫した玉葱を何とか乾燥しなければと考えている。海外から輸入している農産物には収穫後防虫剤、防腐剤、ワックスなど本来使う必要のない薬品で処理された物があるが私の場合は干すだけだから簡単な話である。2~3日くらい天日で干してから軒下などに吊しておけばいいと言うことだが、実際はそれほど簡単ではない。小バエがやってきたり中にはズブズブに腐ってしまう物もある。今まで栽培することにはとても関心があったが保存することも考えなければならないと思っている。人様にお裾分けしたとしても量的に一度には食べきることが出来ないし、このまま保存しておけば少しでも目標の自給自足に近づけるだろう。茎が半乾きになってきたので5個ずつ縛り振り分けにして風通しの良いところにぶら下げた。玄関先から離れの軒下にかけて玉葱の簾が出来た。

 前後するが鳥羽からの帰りにホームセンターに立ち寄った。そろそろ6月なのでイチジクの挿し木に挑戦してみようと思い赤玉土を手に入れようと思ったからだ。店頭で私の目に飛び込んできたのは化成肥料が20㎏で500円という表示だった。普段ならこの価格の3倍はしてもおかしくはない。窒素と燐酸とカリの比が14:8:8なので万能ではないが秋から冬にかけて育てる葉もの野菜には有効な肥料だ。菜園で窒素肥料は牛糞を主体に施しているが、速効性を期待するときや栽培期間が短い小松菜や葉大根は化成肥料も併用している。この肥料、安価なので秋に使うべく2袋購入した。

2012年5月30日水曜日

よく降りました。

 昨日は当地も雷が鳴り一時的に激しく雨が降りました。家で雨戸を閉めひたすら臍を盗られないようにしていたのだが、バシッという音がしたから恐らく近くに落ちたのでしょう。短時間の豪雨となればやはり畑が気になります。案の定、表土が少し流されていました。もっと具合の悪いのが泥跳ねです。一昨日まで何回かに分けてピーマンやナス等の野菜を定植してきたのだが、葉を観察してみると泥がこびりついていました。葉の裏側までは洗い落とせなかったがジョロで水をかけ処置をした。これから梅雨に向かうので敷藁を施し、泥はねによる野菜の病気を防ぐことにした。風通しが悪かったり、あるいは泥からの雑菌により毎年何割かのナスは生育途中で病気になり引き抜いて処分してきている。今年は小屋に藁をいくらかストックしてあったのでここで使うことにした。

 雨も全て悪いわけではない。ニンジンに追肥をしておいたがこの雨で間違いなく効果が期待できる。キュウリもスイカの蔓も一日に驚くほど伸びる。今年は畝を少なく栽培している山芋(つくね芋と伊勢芋)も蔓が伸びどこに絡みつこうかと催促してきた。つくね芋は栽培も容易で収量も多く、食味に優れ粘りも強い。伊勢芋は数年来チャレンジし続けているが未だ満足できるような物は採れていない。これは本県の多気・明和町で栽培されているが、その土地の風土がかなり影響しているらしい。この芋は最強の粘りを有し、食味も最高でなかなか一般の八百屋やスーパーには出回らないようだ。和菓子の原料にもなるほどの高級品である。

 私は毎年、海で青のり栽培で使った海苔網を張り、蔓性の野菜を栽培している。腐らないし丈夫なので繰り返し何年も使い回しが可能である。支柱も少し多めにした。この山芋もこのまま11月まで何の世話もせずに栽培しているが今年は追肥を施してみようと思っている。

2012年5月28日月曜日

急いで退散したが・・・。

玉葱の最終収穫を済ませてしまおうと思い畑に向かった。今日は関東から東北の地方は上空寒気の影響が強く出て荒れ模様のお天気だということだった。志摩地方は少し気温が低くなるくらいで余り影響は無いだろうと思っていた。だから終日の作業は可能だと踏んでいたわけで、山積になっている他の作業を先に済ませることにした。自家育苗の長ナスが植え付け時期になったので先ずはこの作業からスタートした。長ナスは一昨年栽培したが味噌汁の具や焼いても美味だったので作ることにした。自宅の育苗トレイには未だレタス、セロリ、パセリ、カモミールの苗が残っていたのでこれらも畑に定植することにした。雑草もあちらこちらに生え始め虎視眈々と降雨を待っていたのでこれも除去した。春先に種を蒔いたエダマメがぼちぼち花を付け始めそうだったので、除草はタイムリーだったと思う。
 さて、本題の玉葱の収穫だが、マルチから一つ一つ抜き、茎を20㎝ほどに切り根を取り去り畝の上で干していたら遠くから雷の音が聞こえてきた。見上げたら黒い雲が頭上を覆わんばかりに覆い被さってきた。これはまずい、自分の天気予想とはちょっと違うではないか。私、どんなに暑い日でも雨に濡れるとどうも調子が良くない。それに雷はあまり好きではない。畝の上に並べてあった玉葱を急いで3個のコンテナに入れ車に積み込んだ。まだまだ道具の片づけが残っている。鍬や草抜き、バケツや諸々の道具を小屋に収納し電気柵の電源を入れた。これで帰れるのだが・・・電気柵と言えば昨日肥料を購入するために車を走らせていたらタヌキとサルが車に轢かれ昇天していた。問題はサルである。この生き物は知能が高いだけにやっかいで、今私の畑で防獣対策として行っているフェンスと電気柵では防ぎきれそうもない。奴らがやってきたら畑全体を網で覆うしか方法はないだろう。石を投げたり花火で威嚇する方法もあるが、サルたちは逆恨みをして逆襲してくるらしい。事故で昇天していた場所は畑から20㎞ほどの所であったが、これを安全圏とするのは少々甘い。食べ物が少なくなったり個体数が増えたりしたらこのあたりにやってくるのも時間の問題だと思う。
 とりあえず雷から逃れるため車に待避し様子を見ていたが、(画像は車中待避の様子)今日はここまでと決意し家に向かったが、雷雲も一時的なもので玉葱を車から降ろし乾燥させていたらお天気は回復してしまった。もう少し畑仕事が残っていたのだが仕方がない。一昨日収穫した玉葱を10個ずつ絡げ振り分けにして軒下に吊す作業に切り替えた。新玉葱は甘くて実に美味いものだ。

2012年5月27日日曜日

フレスコバルディ

 ギターで演奏される曲にフレスコバルディの「アリアと変奏」という名曲がある。往年の名手が残したレコードでも何種類か聴くことができる。もちろん楽譜も出ているので入手は容易である。私も以前少しチャレンジしたことがあった。さて我々ギターを嗜むものにとってはフレスコバルディはこの曲を通して馴染みがあるが以外とレコードやCDは少ないのではないだろうか。音楽史では鍵盤楽器の分野において重要な地位にある。フローベルガーやJ.S.Bachに大きな影響を及ぼしている。昨日Frescobaldi complete edition CD15枚組を入手した。付録のCD-ROMにデータが記されているので早速アクセスしてみた。イタリア語で書かれていたらさっぱりわからないと気になったが比較的読みやすい英語で書かれていた。全部で50ページにも及ぶが、解読に日本語の数倍の時間がかかる。(汗!)さて、このセットには代表的な曲は網羅されていると思う。15枚もあるので全部聴くには数日を要するが、とりあえず「アリアと変奏」が入っているCD8 16トラックを聴いた。Harpsichord:Luigi Patellaの演奏で曲名は"Aria detta la Frescobaldaとあった。当たり前のことであるがギターに編曲されたものとはスケール感が違う。この他にToccataやPartitaを数曲聴いてみたが、やがてこれらの曲がBach(フレスコバルディの曲集《フィオリ・ムジカーリ(Fiori musicali)》(1635出版)を通じて、対位法(counterpoint : 複数の旋律を、それぞれの独自性を保ちながら組み合わせる書法)の技巧を学んだとある。) 等に深く影響を及ぼし次の時代へと繋がっていくのかと思った。とても耳障りが良く、構えなくとも楽しめる音楽という印象だ。もっと広くこの時代に聴かれても良い曲だと思う。
私自身CDを聴きながら「彼自身が《トッカータ集第1巻》(1615年出版)の序文のトッカータの演奏法に
「テンポは拍打ちにとらわれず、演奏者の判断にゆだねられる」「演奏者は曲の最後まで弾く必要はなく、適当と思われる好きな場所で終わってよい」 と書かれている部分について、何て自由な音楽なんだろうと思った。

2012年5月26日土曜日

玉葱一部収穫

今年は豌豆が不調で本日全てを撤収した。もう少し丹念に面倒を見てあげれば良かったのだが、一カ所に3本も苗が植わっていてはその後の生育に影響が出て当然だと思った。スナップ豌豆もグリーンピースも例年それほど手間もかけずに栽培し食べきれないくらい収穫していたのだが、良い教訓となった。

 家で育てていたネギを定植してきた。ネギは前年度に食べ残したものをそのままにして新しい苗にしたり、ホームセンターで苗を買ったりしていたが昨年から自分で種から育てている。夏の暑さや湿気でかなりの割合で消えて(本当に消えるように)しまうのだが夏を過ぎると旺盛に分けつし見た目も立派なネギ畑になる。このあたりは関西圏になるので青ネギが主体だが白ネギも少し植えている。

 気温が低いと思っていたらニンニクが収穫期を少し過ぎてしまった。いつも栽培しているものに加え今年は玉葱サイズのジャンボニンニクを植えた。全部収穫し乾燥させている。魚屋に行くと新鮮なカツオが並んでいるがニンニクのスライスを乗せて食べると非常に美味い。

 今日は作業が予定より早く終わったので玉葱を一部収穫した。志摩の地では4月に収穫出来る早生品種を作っている農家が多いが私は中晩生のものと紫玉葱を栽培している。二畝栽培しているが葉も軟化して倒れかけたので一部収穫してきた。牛糞の効果だと思うがピックサイズのものばかりだった。これもカツオのタタキに良く合うしスライスしてサラダにしたり調理法は沢山ある。私的には子どもの頃からよく食べさせられた卵との炒め物が好きである。

2012年5月24日木曜日

打ち合わせと練習

鳥羽市の大明西公民館にギター体験教室(6/4於:市内N小学校)の打ち合わせと練習に出向いてきた。伊勢市と志摩市の中間ということでこの場所を選んだ。ここは今回のメンバー小林さんのご尽力で会場を確保していただいた場所である。だいたいの位置は教えていただいていたが看板も全然見あたらず近くをどうも3周してしまった。それらしきものがあったのでこっそりと覗いてみたら小林さんが窓を開けたりされていた。しっかりと地図で確認しなければいけないと思った。
 当日は広垣、小林両氏のデュオがあるのでこちらの練習から行った。お二人は初見でこの程度の曲なら難なく弾きこなす技量を持っているので一通り合わせる程度で何ら問題はなかった。子どもたちにも馴染みの曲が大半だがギターで演奏するとこんなにも優しく優美に聞こえてしまうものかと改めて感心した。極めて至近距離で聴いていたが普段小ホールで聴く音色とは違ったものだった。小林さんの高音は柔らかだったし広垣氏の音も丸みを帯びた普段のコンサートとは違った音色だった。私一人だけのために弾いてもらっているような心地よい錯覚を覚えた。
 なかなか結論に至らなかったのは「ギター体験教室」のシナリオだった。初めてギターを手にする子ども達にわずか1時間で音を出して楽しんでもらうのは考えているほど簡単ではない。内容が説明的であったり私たちが短い時間で何とかものにしてあげようという強い思いが働くと、逆に子どもたちの興味関心を削いでしまうのではないかという心配がもちあがった。予定していた時間にも限りがあるので次回の練習会まで結論は先送りすることとなった。